私たちには、小さな家で暮らしたいという願望があります。
自分たちの手の届く範囲で、コンパクトに暮らす。
必要なものは必要なだけあれば良いし、それ以上に家族で過ごす時間を大切にできるように暮らしたいと思っています。
そんな中で、デーブ・ブルーノ著「100個チャレンジ」という本を見つけました。
自分の持ち物を100個までに限定し、期限中はその持ち物のみで生活するというものです。
筆者のデーブは妻と子供たちと暮らしており、その中で私物のみを100個に厳選して生活するのですが、本は本棚で1個としてカウントしたり、下着類などもまとまりとしてカウントしています。
そして、あくまで自分だけのチャレンジとして、家族の共有物や、それに関わるもの(家の修繕道具など)はカウントしない方法をとっています。
これは、デーブ自身の「考え方」によるものが大きいと思います。
「大量消費社会とモノの奴隷である」という自身の考えを元にチャレンジを実施するにあたり、それを家族に強要することでは無いと思っているのではないでしょうか。
この思考実験(あるいは行動実験)は、個人の思考の果てであり、結果や考察も人によって違うものになると分かっているように思います。
同時に100個という量よりも、テーマである「大量消費社会とモノの奴隷」ではないかという思考にフォーカスしているように感じます。
気になる方は、詳しくは本書を読んでみるのも良いかと思います。
前置きが長くなりましたが、この本に共感する部分は多く、個人的に100個チャレンジをやってみようと思いました。
その話を、たまたま話題の中で妻に話したところ、妻もやってみたいという話になり、家族(夫婦)でチャレンジしてみることにしました。
冒頭にあるように、小さくコンパクトに暮らすことは、家族(主に夫婦)で思っていることなので、これを機に生活を見直してみるのも悪くないなと思っています。
「100個チャレンジ」のデーブとは、「夫婦でチャレンジ」「共有物のカウント」という前提が異なってきます。
その為、問題はルールの整備と子供のモノ、共有物にどの程度の量(数)を設定するのが適切であるか、あたりかと思います。
そして、それに加えて私たちが暮らしたい小さな家とは、所謂タイニーハウスに該当するような家なので、スペースの問題が出てきます。
小さな家(タイニーハウス)では、一般的な家と比べてスペースが圧倒的に足りません。
単純にモノを置くスペースや、収納スペース、パントリーなどが、かなり限られる為、そのあたりも踏まえて共有物などの適正量を考えてダウンサイジング出来ればと思います。
ルールなどは、随時様子を見つつ変更もできたら良いかと思いますが、「100個チャレンジ」著者デーブのように、単純な100という数字ではなく、自分たちの生活の見直し、持ち物の把握、工夫して生活することを目的として出来れば良いなと思っています。
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